【2023年】ロレックスが高騰する理由は!2024年はどうなる!

ロレックスはなぜ高くなったのか

かつてのロレックスはスポーツモデルの時計でも50万円前後で購入できる時計がほとんどでした。現在のロレックスは定価100万円以上の時計がほとんどです。

ロレックスはなぜこんなにも高騰したのでしょうか!まず、需要の拡大が大きい原因の一つだと思われます。ロレックスは一つひとつが手作業でつくられており、製造量が少ないことが特徴です。ロレックスを欲しがる人の数に対し、製造される時計の数が足りないため、品薄の状態になります。これにより、ロレックス相場の高騰が起こってしまいます。

特に、人気の高いモデルの値上がりは顕著です。また加えて、何らかの理由でロレックスの特定モデルが流行し、在庫が足りなくなることで価格が上がることがあります。芸能人やセレブがつけていたモデルは人気が上がりやすい傾向にあるとされます。さらに現在は、中国バブルによる需要も拡大中です。消費に積極的な中国の富裕層を中心に、貴金属や高級腕時計への需要が高まり、ロレックスが買い求められています。購入者が増えることで、中古相場も高騰しているのです。

二つ目の原因は、金相場の高騰になります。昨今の金価格の高騰も、ロレックスの価格上昇の要因の一つです。ロレックスは、モデルによって文字盤やブレスレットに金が使用されています。地金価格は2023年8月、1グラム当たり1万円を超え、過去最高値を更新しました。同じ理由で、プラチナが使用されているモデルの相場も高騰傾向にあります。

今後の相場価格推移

2016年頃からロレックス全体が品薄状態となり、多くの正規店が在庫を十分に持てない状況が続いております。

ロレックスの今後の価格推移は現時点ではっきりしておらず、「上昇を続ける」と「下落に転ずる」のいずれの意見も聞かれます。

国内の相場動向を大きく左右する要因は、為替相場です。ロレックスは海外ブランドであり、ここ数年の円安傾向が国内価格の上昇に大きく影響したと考えられています。

また、最近の価格高騰を招いた主な要因は、新型コロナウイルスの感染拡大です。世界的な貿易縮小でロレックスの流通量は減少するものの需要は高いままであり、相場価格の上昇につながったといわれています。

今後、為替相場や新型コロナウイルスの動きは不明です。それでも当分の間は供給不足による品薄状態が続くと見られ、相場価格は上向きに推移するとの声が比較的優勢となっています。